トモエの靴

靴工房トモエの靴作りは、お客様との会話から始まります。

人によって歩き方・体系・骨の構造などが異なるため、いくらサイズぴったりの靴をお造りしても、それだけで靴がフィットするとは限りません。
靴工房トモエでは、足型の採寸はもちろん、ヒアリングの時間も大切にし、お客様にベストフィットする一足をご用意させていただくよう心がけております

足の形は人それぞれ

人それぞれに顔や体型が違うように、足の形も一人ひとり違います。自分の足に合う靴を見つけるには、まず自分の足を正確に知ることだ大切です。
また、歩き方や足の形と同じく、足の指の形も個人差があるものです。足指の形態は主に次の3種類に分けられます。

  • ●エジプト型
    親指が一番長いタイプ
  • ●ギリシャ型
    親指よりも第2指のほうが長いタイプ
  • ●スクエア型
    親指、第2指場合によって第3指までがほぼ同じ長さのタイプ

それぞれのタイプの比率は、日本ではエジプト型が最も多く、次に多いのがギリシャ型で、この2つのタイプが大半を占めています。

靴は合わなくて当たり前

靴はヨーロッパで生まれ、軍靴として発達し、何百年という歴史があります。足によい靴選びの第1条件として、足にぴったり合うことが必ずあげられます。
靴について雑誌の記事やテレビ番組で取り上げて、体験者がいかに足に合う靴が快適かを、語っていたりします。
ふだん、足にぴったり合う靴がないと嘆いている人は、雑誌の記事やテレビ番組を見ると「足にぴったり合う靴が見つかるはず」と期待し、実際、靴屋を回っても簡単にそういう靴は見つかりません。
既製の靴がぴったり合う人はほとんどいません。
日本で一般的に靴が浸透したのは昭和30年代以降ですから、靴との経験が乏しいのは否めません。
ただ、現代の日本女性の靴に対する意識は非常に高く、今後、女性用の靴が主導権を持ち、足にぴったりフィットする靴が発達するでしょう。

ページの先頭へ